私は以前、日本式ペンのラケット(柳承敏(ユ・スンミン)モデル)を使っていましたが、2年ほど前にシェークハンドに変えました。
現在使用しているラケットは、バタフライ「ハッドロウVK
」。ラバーは、表は硬くて回転がよくかかるラバーが好きなので、XIOMの「ヴェガ プロ(厚2.0)
」を、裏には同じくXIOMの「ヴェガアジアDF(厚2.0)
」を使用しています。先にヴェガアジア(ノーマル)を使用していた時は、バックドライブが台から出てしまうことが多かったのですが、DF(ダイナミック フリックション)に変えたところ、安定感が格段にアップしました!。
初心者や中級者におすすめのラケットとラバーは、こちらのページが参考になります。佐野川卓球場でも、ラケットやラバー選びのご相談、代理購入やラバー貼りのご依頼等に応じています。
卓球は、世界的にも中国で盛んなスポーツで、世界のトップ選手に中国人選手が多いことから、中国発祥のスポーツというイメージがありますが、実は、イギリス(英国)で誕生したスポーツです。
卓球の起源には諸説ありますが、1880年代、つまり日本の明治時代の前半頃に、イギリスで行われていた「ding-dong」(ディンドン)というゲーム(遊び)が、卓球のはじまりと言われています。雨のため外でテニスが出来ないイギリスの上流階級の人達が、室内で、ワインのコルクを丸く削ったボールを使って、テニスの様な遊びを考案して楽しんでいました。1990年代になると、アメリカからセルロイド製のボールがイギリスに渡り、「ping-pong」(ピンポン)という商品名で、一般大衆にもこの遊びが広まりました。その後、徐々にスポーツとして発展したピンポンは、「Table tennis」(テーブルテニス)という競技名でルールが確立され、1921年に世界卓球連盟(International Table Tennis Federation)が設立され、世界中に卓球競技が広がって行きました。
現在、国際卓球連盟には220の国・地域が加盟していますが、この数は、国際バレーボール連盟の222に次いで多いスポーツ団体となっています。スポーツ別の競技人口をどう捉えるか難しいところですが、こうしたスポーツ団体への登録者数で把握するなら、世界中で最も競技人口が多いスポーツは、バスケットボールで4億5千万人、2番目がサッカーで2億5千万人と言われています。ただし、日頃からそのスポーツに親しんでいる人の数で判断すると、世界的な卓球愛好者の数は8億人とも言われ、実は世界で一番普及しているスポーツかもしれません。例えば、卓球が国技とされ、卓球をしたことが無い人はいないと言われるほど卓球が盛んな中国の人口は、13億人超ですから、あながち間違いは無さそうです。